不揃いカフェ[ F-cafe ]とは

「学ぶ」ということは、果たしてどのようなことなのでしょう。


その本質的ともいえる問いに対する答えのひとつを

"語り合う"という営みの中に見出していこうとする場が"不揃いカフェ(通称:F-cafe)"です。


語り合うための「題材・手法・場」を提供し、

集まるひとの"不揃い"な見方・考え方がつながることでうまれる"不揃いの中のソロイ"。

そんな刹那的でありながら、じんわり染み入るような時間や場をつくろうと

2019年に"不揃いなひと"が集まり、“語り合う学び”を考える場として、

不揃いカフェ[ F-cafe ]が誕生しました。


F-cafeが提供する[ 題材 ][ 場 ][ 手法 ]


題材

題材は、絵本や本、作品など、語り合うことを楽しむため、参加者や時期に合わせて、吟味・提供します。

  場

カフェや地域の多目的スペース、学校の教室、オンラインなど、語り合いを楽しめる場を提供します。

手法

Round Study(ラウンド・スタディ)という学校現場における授業研究会や校内会議などで活用されている対話を基盤とした研修手法を用いています。題材に対し、感じたことを3~4人のグループで「かきながら語り合う」ことを基本とします。その中で、他のグループへ旅をしたり、語り合いをキーワードにまとめ、全体と共有していきます。世代や所属、住む地域や価値観など、不揃いの参加者の揃う部分が見つかったり、違いを楽しんでいきます。


学校や企業で実践される「Round Study」

Round Studyは、F-cafe主宰でもある四天王寺大学 原田三朗らにより、2014年に研究・運用がはじめられ、書籍や学会、口コミを通じて各地の学校現場で実践されています。もうひとりのF-cafe主宰である北浦菜緒との出会いで、企業での実践やF-cafeの発足につながりました。年齢や肩書など関係なく、すべての参加者が発言できるよう、お互いに受容しあいながら、最後には協働の知がうまれ、その高揚感を胸に、それぞれの明日に知を活かしていく。そんな時間を体感できる、ひとつの手法です。手法は、下記緑のリーフレットで公開しており、学校現場での実践は書籍でご覧いただけます。不揃いカフェ[ F-cafe ]に限らず、Round Studyに関する疑問や実施のご相談など、お気軽にお問い合わせください。